先日仕事用の宣材写真を撮る機会があった。
私はあまり写真を撮られたりすることに慣れていないので、効果の高い宣材写真の撮り方(撮られ方)について文献を精査したところ、ポージングや服装もさることながら、ヘアメイクや化粧なども非常に重要であるということがわかった。
自他共に認めるケチな私は少しでも撮影費用の元が取りたいと考えた結果、自分自身でメイクを行うことにした。髪型については事前に美容院に行きセットが簡単な髪型にしてもらっていたのだ。
40を目前に控えた中年男性がYouTubeでメイク動画を徹夜で読み漁った結果、私に必要なのは以下のコスメアイテムだということがわかった。
- 化粧水:メイク前の保湿
- 乳液:化粧水で保湿後に水分が蒸発しないように蓋をする役割
- 日焼け止め:化粧下地として使用。トーンアップ機能のついたものを使用することで肌のくすみを隠すことが出来る
- コンシーラー:目のクマや吹き出物などの肌トラブルを隠す
- アイブロウ:眉の薄くなっている箇所に使い濃くする
- フェイスパウダー:顔のテカリを抑えたり皮脂の吸着などを行う
- クレンジング:化粧を落とすのに使用する
メンズメイクではリキッドファンデやBBクリームなどもよく使われているようだが、私にはあまり必要ではないと思われたので今回は購入を見送ることにした。
その他口紅などもあるのだが、初心者には少し難しく選び方を誤ると大事故につながりかねないと考え、私は不採用とした(代わりに色付きのリップクリームを購入)。
というわけで早速Amazonで注文して、早速動画で紹介されていた手順でメイクをしてみた。
メイクの恐るべき効果!!
結論から先に言うと、私はメイクの虜になってしまった!
特にアイブロウの効果が甚だしく、これだけで一気に垢抜けた。
個人的にメイクに対してのイメージとしては、一般的に女性がするもので、工程が複雑かつ非常に時間がかかるという印象があったのだが、現代のメンズメイクは女性のものとは異なるアプローチで行われていることを知った。
つまり、女性のメイクは対象をより美しくすることに力点を置いているのに対して、男性のメイクは肌トラブルを隠すためにあるということだ。そしてあまり時間をかけない点も女性のメイクと異なるようであった。
したがって、基本的には自然な仕上がりをゴールにする事が多く、その点男性のメイクに対して懐疑的だった私でも受け入れる事が出来た。
まあ、冷静に考えるとビフォアフでそんなに見た目の変化があるわけではないのだが、コンシーラーで自分の気になっている肌トラブルが目立たなくなったり、アイブロウで目の周りの印象が変わることに少し感動してしまった。変身願望がある方などはこれだけでメイク沼に引きずり込まれてしまうのであろう。
今まで自分の顔をあまり好きになれなかったのだが、メイク後の自分は少しだけ別人なような気がして、街に繰り出して道ゆく人に顔を見せびらかしたい気持ちが出てきたが、諸般の理由でやめておいた。
とはいっても、普段から化粧を習慣にしたいかと言われればノーで、仕事で取引先と直接会う時や、女性と会う時など相手からの印象が重要な局面で活用しようかと考えている。
何事も中庸が大事だと思うので、あまりやりすぎないようにだけは注意したいと思う。
最後に
このような駄文に付き合わされた挙句、感想を求められても困ると思うが如何であっただろうか?
もしこの記事が私のように自己肯定感が上がるきっかけになれば幸いである。
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