最近になって私はお酒を一切飲まないことに決めている。
この記事を書いてる時点で断酒して1ヶ月が経過しており、その間友人と居酒屋で数回食事をしたのだが、つまみになりそうな食べ物を見てもお酒を飲みたいと全く思わなかったので今のところ順調に続いているようである。
なぜ私がお酒をやめようかと思ったのは、今まで20年近くお酒を飲み続けて「自分のメンタル不調の原因に少なからずアルコールが影響している」という結論に達したからである。
本記事では私が思うアルコールの負の部分について解説していきたいと思う。
アルコールの害としては一般に体への影響に関するものやお金に関するものが多く挙げられるが、今回私は別の角度から考察していきたいと思う。
前提として私の個人的体験についての個人的な意見ということをお伝えしておく。
アルコールはメンヘラ製造機
よくアルコールは体に悪いとか、飲みすぎると肥満体型になるとか、フィジカル面での悪影響がクローズアップされがちだ。
もちろんそういった面もかなり大きなウエイトを占めているが、意外と見落とされがちな害としてメンタルをやられることを知っておく必要がある。
お酒を一度でも飲んだ方ならわかると思うが、お酒は飲んでから酔うまでのスピードがとても速い(もちろん個人差はある)。
この「何かを行なってからフィードバックが到達するまでの時間が短い」というのが非常にやっかいで、人というか動物全般は基本的に効果がすぐ現れるものに価値があると認識しやすくなっている。
お酒を飲んだらすぐ気持ちよくなれる、という体験が脳みそに染み付いてしまうと、無意識のうちにあらゆる行動の判断基準に飲酒行為の気持ちよさとの比較が実装されてしまうことになる。
そうなってしまうと、たとえば資格勉強など、行為からフィードバック(この場合は試験の合否)に時間がかかる行動に対して、飲酒行為の相対的な価値が上がってしまうので飲酒に耽ってしまいがちになる。
その後酔いが覚めた後に残るのは空の酒瓶と寝ゲロと本来すべきであった資格勉強をしていないという後悔である。このような事を日々繰り返す事で、人は無力感に苛まれさらにメンタルの状況を悪化させることになる。
結局断酒が楽という話
上記の考察を元に私が何を言いたいかというと、個人の幸せや心の健康という尺度で考えた時に、お金を出してまでお酒を飲むメリットはほとんどないということだ。
それどころか前述のように体に対してであったりメンタルにも悪影響が出るなど、飲酒のメリット(気持ちよくなる、コミュニケーションが円滑になる)と同等か、もしくはそれを上回るデメリットがある。
私もそうであったが、周りの大人がやっているから。という理由であまり深く考えず始めたものの抜け出せなくなるものは社会に意外と多く存在している。タバコ、ギャンブルなどがそうだ。
節酒という形で飲酒量を減らすやり方もそこまで良い方法ではないと個人的に思っている。
フィジカル面では飲酒量を控える手段が有効であっても、メンタルへの効果は減少するどころか、飲酒への渇望感がより強くなる。
ほどほどに、というのがなかなか難しいので、何かアルコールで問題を抱えている方は思い切って断酒するのが一番なのかもしれない。
最後に
今回はアルコールの害について私個人の体験から私見を述べてみた。
もちろんアルコールとの付き合い方は人それぞれなので、ほとんどの方は問題ないと信じている。
でも私のようにアルコールでメンタル不調に陥る方も少なからずいると思うので、そういう方に宛てて書いたつもりだ。
まあ、そんな感じだ。ではまたごきげんよう👋
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